冬のバイクは手がかじかみます。高いグローブを買っても、やっぱり冷たいものは冷たいです。グリップヒーターがほしいけれど、高いし取り付けも面倒そう。そこで、ネットで見つけた 600円(送料無料)の巻くだけタイプ を買って、自分で取り付けてみました。
結論から言うと、600円でも気温10℃で十分暖かく、2時間のツーリングが快適に なりました。ただし防水ではないので、雨の日は使えません。
要点
- 今のグリップの上に巻いて、電源をつなぐだけで付けられます
- 電源は、車体の配線から配線コネクターで取りました
- 熱収縮グリップはドライヤーでは縮まず、カセットガスのバーナーであぶりました
- スイッチは手元に付けないと後悔します。暑くなったら切る、をくり返すためです
- 防水ではないので、雨やショートに注意してください
購入したグリップヒーター
購入したのは「巻くだけ簡単 グリップヒーター 温度2段階調整 AZ-CS-043」です。当時600円(送料無料)で、壊れるのは覚悟のうえで買いました。

【 巻くだけ簡単 】 グリップヒーター 温度2段階調整可能 汎用 ハンドル スロットル バイク 用 グリップウォーマー AZ-CS-043

取り付けの流れ
1. 赤と黒の配線にギボシ端子を付ける
まず、ヒーターの赤と黒の配線にギボシ端子を付けます。

2. ヒートシートを絶縁テープで仮止めする
ヒートシートを、付属の絶縁テープで左右のグリップに仮止めします。仮止めした状態でハンドルを左右に切ってみて、配線が引っかかったり、無理に引っぱられたりしないか確認しました。アクセルを回したときに負担がかからないようにするのもポイントです。
3. 車体から電源を取る
車体のアクセサリー電源の配線から電源を取りました。使ったのは、エーモンの配線コネクターです。車体の配線をはさみ、反対側に新しい配線をはさむだけで電源を取り出せる、らくちんグッズです。

【Amazon.co.jp限定】 エーモン 配線コネクター(赤) DC12V110W以下/DC24V220W以下 4936
4. スイッチを手元に付ける
スイッチは、走りながら押せる手元に付けてください。手元にないと後で後悔します。理由は、後の「走ってみた感想」で書きます。
5. 熱収縮グリップをかぶせて縮める
最後に、付属の熱収縮グリップをかぶせて、熱で縮めて固定します。
最初はドライヤーでやろうとしましたが、無理でした。時間をかければできるかもしれません。そこで、カセットコンロ用のガスを使うバーナーであぶりました。
あぶりすぎると、ほかの部分まで傷めてしまいます。素早く、かつ慎重にあぶってください。縮んでピタッとしわが無くなれば完成です。
正直に書くと、仮止めのテープが少し燃えました。バーナーを使うときは、近くに燃えやすいものを置かないようにしてください。
スイッチを入れてみた
さっそくスイッチを入れてみると、一瞬で熱くなってきました。期待以上の温度で、これなら走っていても暖かそうです。
走ってみた感想:気温10℃で2時間快適
気温約10℃、晴れの日に、2時間のソロツーリングで使ってみました。
走り出してしばらくすると手が冷たくなってきたので、スイッチをオン。あったかいです。しばらくすると熱くなってきたのでオフ。こんな感じで、冷えてきたらオン、熱くなったらオフ、をくり返して乗っていました。
走りながら何度もスイッチを押すので、スイッチは手元にないと困ります。
注意点
防水ではない
このグリップヒーターは防水ではありません。雨の日の使用や、洗車のときの水には気をつけてください。配線のつなぎ目から水が入ると、ショートの原因になります。
バッテリーへの負担
グリップヒーターは電気を使うので、発電に余裕のない小さいバイクや、バッテリーが弱っているバイクでは、バッテリー上がりの原因になることがあります。エンジンを止めているときはスイッチを切ってください。バッテリーとバイクの電気の関係は、バッテリーレスキットを自作した記事でも書いています。
今の市販品との価格差
2026年10月に調べた、有名メーカーの巻き付けタイプの価格です。
| 商品 | 価格 | 電源 |
|---|---|---|
| スペシャルパーツ武川 ヒートグリップ TYPE-ROLL | 5,280円(税込) | USB(5V) |
| デイトナ HOT GRIP 巻きタイプ EASY USB | 6,820円(2024年12月時点の掲載価格) | USB |
| デイトナ HOT GRIP WRAP HEAT(2026年7月発売) | 価格は調べられませんでした | USB Type-C(PD専用) |
今のメーカー品は、USBから電源を取るタイプが主流です。配線をいじらなくていい分、取り付けはさらに簡単です。600円の格安品と比べると値段は10倍ほどになりますが、メーカーの保証や安心感がほしい方はこちらも検討してみてください。
まとめ
- 600円の巻くだけタイプでも、気温10℃・2時間のツーリングで十分暖かかったです
- 取り付けは、ギボシ端子を付ける→仮止め→電源を取る→スイッチを付ける→熱収縮グリップを縮める、の流れです
- 熱収縮グリップはドライヤーでは縮まず、バーナーであぶりました。テープが少し燃えたので注意してください
- スイッチは必ず手元に。防水ではないので雨とショートに注意です
体の寒さには、電熱ベストもおすすめです。使ってみた感想は電熱ヒーターベストのレビューにまとめています。冬のツーリングの会話には、自作したBluetoothインカムも便利です。
[…] 寒い冬のバイク乗りの味方 600円で購入したグリップヒーターのレビュー […]